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オオバコ科
ウルップソウ
ウルップソウ(漢字:得撫草)は、オオバコ科ウルップソウ属の高山植物です。
ウルップソウ(写真:2025年7月7日 6時24分撮影)、白馬岳にて
和名:ウルップソウ(得撫草)
学名:Lagotis glauca Gaertn.
科:オオバコ科
属:ウルップソウ属
生活型:多年草
草丈:15~25cm
花期:7~8月
花色:紫色
花径(花の大きさ):10mm
生息地:高山帯の砂礫地
分布域:北海道の礼文島と空知、本州では飛騨山脈北部の白馬岳と雪倉岳、八ヶ岳の硫黄岳と横岳の高山帯に隔離分布しています。
その他:ウルップソウの仲間、別名「ハマレンゲ」、和名は発見地の千島列島ウルップ島(得撫島)に因んでいます。本州での花の見頃は梅雨明け時期です。
白花のウルップソウ(写真:2025年7月6日 13時58分撮影)、村営白馬岳頂上宿舎から白馬山荘への登山道にて
ウルップソウの小群落(写真:2025年7月6日 13時07分撮影)、白馬大雪渓から村営白馬岳頂上宿舎への登山道にて
咲き始めのウルップソウ(写真:2025年7月6日 15時39分撮影)、白馬山荘から白馬岳への登山道にて
花終盤のウルップソウ(写真:2025年7月6日 11時23分撮影)、花茎は高さ 15~25センチメートルです。青紫色の花を穂状に多数付け、雄しべは花弁よりも短くなっています。花穂は円柱形で、各花に苞があります。青紫色の花穂の下部から花が咲き始め徐々に花穂が伸び花も上の方へと咲き進みます。白馬大雪渓から村営白馬岳頂上宿舎への登山道にて
花穂の先端まで咲いたウルップソウ(写真:2025年7月6日 12時03分撮影)
ウルップソウの葉(写真:2025年7月6日 11時24分撮影)、葉は卵円形(または広楕円形)で、長さ幅ともに 4~10センチメートルの肉質で表面につやがあり、葉全体は無毛です。
白馬岳稜線、ウルップソウ群落(写真:2025年7月6日 13時51分撮影)、村営白馬岳頂上宿舎から白馬山荘への登山道にて
花の終わったウルップソウ(写真:2025年7月6日 13時14分撮影)
岩屑の場所で咲くウルップソウ(写真:2025年7月6日 13時53分撮影)
白馬山荘から白馬岳への登山道で見たウルップソウとハクサンイチゲ(写真:2025年7月6日 15時25分撮影)
ハイマツの中で咲くウルップソウ(写真:2025年7月6日 15時49分撮影)、白馬山荘から白馬岳への登山道にて
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